人生トライアンドエラー!
今のところトライ&エラー&エラー!といった感じなので日の目を見るまで辛抱強く頑張ります。
その調子!人生トライアンドエラーです。
— 河合資(グ)ローカルディレクター (@teeask) 2017年9月29日
こんにちは。ウェブライターのハルノ(@haruno_sudo)です!(笑)
ブログのトップにもある通り、内定を辞退したという肩書き(?)でこのブログを運営しています。
プロフィールにもある通り私が内定を頂いた企業は、当時最も行きたい!と思っていた企業でした。その企業に行きたい気持ちが強すぎて他の企業からは内定はでていません。
(大学入試とは違うパターン)
これは一見、第一志望に通った就活のハッピーエンドに思えるような話なのですが、自分では私が行ったこの就活は失敗だったと思っています。
私が就活に失敗した!と言い切れる理由はいくつかあります。
そしてこれは自分の就活に違和感を感じている他の人にも当てはまるかもしれないと思ったのでここで報告させてください。
<スポンサーリンク>
自分がやりたいことの本質が見えていなかった
私は今でこそウェブメディアでのライター業に取り組んでいますが、就活していた時の第一志望は旅行会社でした。旅行が売りたかったとかそういうわけではないのですが、旅行会社を選んでしまったんですよね。
わたしはオーストラリアの大学で「サスティナブルツーリズム」について学び、そのコースの教授の熱意に圧倒されました。
(私よりもアツいハートを持つ、手首に着物姿のキティちゃんのタトゥーを入れた女性の先生だった)
サスティナブルツーリズムとは、環境や文化を保護しながら行う旅行のこと。
この授業を通して私は、旅行はただの娯楽にとどまらず、世界で起きていることを教育するツールになるということを知り、その考え方に感動。
この関心から旅行業と私のつながりが全くなかったわけではありません。
(旅は好きだし)
しかし私が就職してやりたかったことは、旅行業の中心業務となるお客様に旅行を売るカウンター業や、社員旅行や業務渡航のための法人への営業ではありませんでした。
私は旅行というツールにこだわりはなかった。むしろサスティナブルツーリズムのように“人に伝える”という点に、よりやりたいことの焦点が合ってた。なので就職先は旅行会社じゃなくてもよかったんです。
旅行会社で就職してもいろんな方面で結果的に叶ってたことなのかもしれないけど、そこに行くまでに障害が多かったし遠回りになるのが目に見えていました。
世間一般の就活の流れ。流れに任せた為に自分を忘れる

ではなぜ私はこのような自分の野望みたいなものが実現できる会社を就職活動中に探しきることができなかったのでしょうか。
その理由の一つは「周りに合わせて就活を終わらせなくてはいけないと思っていた」ということ。
私は2014年の11月末に留学先であるオーストラリアから帰国し、そのまま就職活動に突入しました。その時点ですでに周りはにわかに就活モード。
他の人に遅れを取るのは嫌だと感じていた私は帰国後すぐに合同説明会などに参加、また新卒就職サイトなどに登録して説明会の予約を開始。(もちろん黒髪・就活メイク・黒スーツの三点セットで)
本当なら留学中いろんなことで刺激を受け、自分の中にいろんな新しい想いが生まれたはずなのにそれに蓋をして、流れるように就活に飲み込まれていきました。
留学中にやりたいことを決定でき、実行に移せるのが一番よかったのですが。主流の考えに流されるのが安全策と感じていた私は、ムチャをしたいと思わなかったし、何よりみんなから外れる勇気がなく一歩を踏み出すことができなかった。
そんなモヤモヤを抱えたまま始まった就活でした。
そんな就活中には、いろいろな分野の業界の説明を聞いてじっくり考えた方がいいと言われることもあれば、
外資系企業はもう採用を始めて1次募集は締め切っただの、
業界は早めに絞って面接練習やグループディスカッションに備えた方がいいだの。
早く決めなくては後れを取ると感じた私は、きっと旅行業に就職したいんだ!と自分を納得させるという結論に至りました。
今思えば、もっと真剣に自分の過去とか興味とかと向き合えばよかった。焦って決めてもなんもいいことないのに、早く先に進んでいく周りを見て自分も!なんて思わなくてもよかったと心から思います。
きっと私が周りに流されず焦らずに真剣に自己分析と呼ばれるものをしていたら、もっと早くフリーランスという働き方に出会えていたし、海外に行きながら自分のやりたいことをやるという選択肢をもっと早く見つけれたと思います。
(優柔不断の鈍感なくせに肝心なところで早く決断しようとしてミスる)
イギリスにギャップイヤーという制度があります。(確かドイツにも)
高校や大学を卒業したあとに1年ほど自分の好きなことに費やして自分と真剣に向き合う時間を作ってみる。その中で見えてきたものから次の進路を決める。
これ良いですよね。
私もギャップイヤー欲しかったなぁと思ったねホントに。
結果から言うと昨年のオーストラリアでのワーホリが私にとってのギャップイヤーになったんだけど。
とにかく焦って決めてもいいことない。人に流されず自分のペースで生きるのがイチバン。と私は思います。
<スポンサーリンク>
早く進路を決めるために塗り替えた価値観
焦った結果わたしがどうして旅行業に行きついたかというとそこには2つの理由。
一つ目は履歴書に書きやすかった。
・外国語大学出身の旅行会社への就職は割と多い
・観光業をオーストラリアで学んだという謳い文句が活用できる
・旅行はしてたし、自分の趣味からもアピールできる
履歴書の自己アピール欄が書きやすいのなんの。
「でもなんか違うな~」と思いながら履歴書を書いていました。
旅行業界に入るために履歴書に私の経歴を無理やりはめ込んでいる感じ。
それと、「この言葉はきっと面接官に刺さるはずだからこの言葉を使おう!」みたいな考え方とか。
履歴書あっての私の志望動機。
本当は志望動機があるから履歴書を書くはずなのに。
就職ってそんなもんなの?
二つ目は旅行業界というくくりはわかりやすく、社名に知名度があるから。
電車に乗ればつり革広告があるし、テレビをつければCMしてるし、多くの人が利用しているため旅行業者は一般にもよく知られています。
・人に自分の就職先を話しやすい
・転職しやすい
・承認欲求が満たされる
でも就職を通して私がやりたかったことってこれ?
私は完全に流されていたんです。そして周りの価値観に合わせるために私の価値観を塗り替えてた。
だから皆さん気を付けてください。
それは本当に、本当に、自分のやりたかったことでしょうか。
素直にじっくりと向き合うのが大事

もし疑問を感じているのなら、人に合わせて今決めなきゃいけないなんてことないと思います。その疑問って自分が出してるサインだと思うから、一度真剣に面倒くさがらず考えてみてください。
本当にやりたいのか焦らず考える時間も必要なんだと思う。周りに流されないためにも。
焦らずじっくり決めて、やりたいことがしっかり見えたら爆速で進めばいいと思う。
私の9月は猛スピードで去って行ってしまいました。(待ってよ9月…)
私はこの失敗を活かして、周りの意見や常識と呼ばれてるもので自分の気持ちを塗り替えないように注意しながらこれからは生きます。
内定を辞退した理由は他にもあるけど(海外行きたいとか旅したいとか)、結論としてわたしは就活に失敗したんだと思う。
私みたいに自分の気持ちに鈍感な方は注意しましょうね。
<スポンサーリンク>