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イギリス・ロンドンで部屋探し。オススメのサイトとフラットシェアを見つける方法

ロンドンで部屋探し アイコン

こんにちは、海外在住ライターのハルノ(@haruno_sudo)です。

私は渡英1週間で決めたお部屋にいま住んでいます。

現在のお部屋にはかなり満足してはいますが、仕事を探しつつお部屋探すのって正直大変でした。事前に準備をしておいたら、もっと気持ちに余裕を持ってお部屋を探すことができたと思います。

そのため、皆さんにはぜひ渡航前に一度お部屋探しサイトをざっとみておいたり、気をつけておきたいことを確認しておくことをオススメします。

今回は、ロンドンにきてお家が見つからない…となりそうな方に向けて、ロンドンにおいての部屋探しの極意をお伝えします!



ロンドンで部屋探し。日本とどう違う?

まずは、ロンドンの部屋探しをするときに頭に入れておきたいことをまとめます。

見知らぬ人とのシェアハウス・フラットシェアが当たり前

日本だと、シェアハウスは学生がするもの、または社会人で友人同士が一緒に住むもの、というイメージが強いですが、海外ではシェアハウスやフラットシェアとしてそれまで全く知らなかった人と住むことは割と普通です。

特に、ロンドンは都会で家賃も高く、一人暮らしの人がフラット(アパート)を一部屋借りて生活するのは難しいです。その為、ベッドルームが3部屋や4部屋あるようなフラットをシェアして、キッチン、バスルームとリビングを共有するのが基本です。

 

不動産会社は通さない。お部屋探しサイトで探す

イギリスでお部屋探しをする場合は、不動産会社は介さないのが普通です。私はオーストラリア、アイルランド、イギリスと部屋探しをしましたが、物件購入でもしない限り不動産会社は通さないのがこれらの国では一般的でした。

中・長期の滞在となると、大抵は現地でお部屋探しに使用されているウェブサイトなどを通して住居を探します。

 

ロンドンのおすすめ部屋探しサイト

ロンドンで部屋探しをするならSpareRoom一択です。

SpareRoomはイギリス最大級のお部屋探しマッチングサイトで、サイトには毎月200万人の人が訪れています。また、3分に1人がSpareRoomを通して部屋を見つけているそうで、これを聞くとなんだかお部屋探しがカンタンな気がしてきますね。イギリス全土で使用されています。

(私は、SpareRoom一択でお部屋探しをしましたが、「日本人と住みたい!」「日本語で検索したい!」という方でしたらMixBがおすすめです。)

SpareRoomの良いところは以下の点

  1. 安全
  2. 登録物件数
  3. 探しやすさ

順に解説します。

 

まず安全性について。お部屋探しをしていると、Too Good to be Trueな「絶対詐欺や」と思うようなフェイク物件がゴロゴロ出てきます。

SpareRoomでは基本的にScam(スキャム・詐欺)な物件が掲載されないように、人の目で広告を確認しているそうです。100%安全であるとは言えませんが、誰でも簡単に書き込めるようなFacebookグループなどよりは安全でしょう。

また、サイト上で広告主とメッセージのやりとりができるのも安心ですね。

 

登録物件数は、UK全土で97,844物件が登録されているそうです。サイト訪問者数も合わせて考えると、簡単にお部屋が見つかりそうな気がしてきた…!

 

最後に、探しやすさです。SpareRoomでは、お部屋を探している側も広告を出すことができたり、検索を細かく設定することができたり探しやすいのが特徴です。Zoneを設定して検索できるのが便利です。

検索結果で通知設定もできるので、物件を見逃すこともありません。

ロンドンは、地域がZoneで区切られています。主要な観光地や街の中心地となるCentral LondonをZone1としてZoneは1〜9まであり、円状に広がっています。バスや地下鉄といった交通機関の値段はZoonごとに設定されています。

 

家賃について。家賃相場はいくら?

ロンドンの家賃は高いことで有名です。2018年5月のBusiness Insiderのこちらの記事によると、ロンドンの平均家賃はUS$2,410であり、世界の都市で5番目に高い家賃となっています。ちなみに、東京の平均家賃は$1,740で15番目です。

このランキングからもわかるように、ロンドンの家賃は他の都市と比べてもかなり高額な位置付けにあります。

シェアハウスの場合でも、月£600超えてくるのも普通です。安い部屋を探そうとすると、都心からかなり離れた場所になったり、かなり狭い部屋になったり、はたまた治安の悪いエリアだったりということがあるようなので選ぶ際には注意してください。

 

エリアごとの平均家賃をまとめてみました。

フラットシェア/月 ワンベッドルームフラットレンタル/月
East London £350 – £450 (single), £550 – £720 (double) £900 – £1000
West London £350 – £430 (single), £450 – £690 (double) £850 – £960
South London £450 – £600 (single), £450 – £800 (double) £720 – £840
North London £350 -£500 (single), £500 – £700 (double) £750 – £900

(参考:New arrivals guide to the Cost of living in the UK and London/ Workgateways)

平均家賃となっていますが、これを見たら実際見つかるフラットよりかなり安く感じます。

Singleというのはおそらくシングルベッドのお部屋ですが、EastLondonでもこの値段で探すのはかなり苦労しますね。感覚的には最低でもプラス£100は見ておいた方が良い感じです。



 

Viewing(内見)するときの注意点

ロンドンで部屋探しをする際、実際にお部屋を見にいくViewing(内見)を必ずしてください。

Viewingをせずに、ネットに載せられた写真で判断する人はあまりいないとは思いますが、どんなに忙しくても必ずViewingには時間を取りましょう。

Viewingをするときの注意点をご紹介します。

エリアの治安を確認する

住居をみるときに一番注意したいのは、治安です。こればかりはネットの情報だけでなく周辺を歩いてどんな人が生活しているのか?などを確認した方が良さそうです。

なるべく夜遅くは外出しないのが鉄則ですが、都市なのでやっぱり夜遊びに出かける人も多いですよね。駅やバス停から家までの帰り道が安全かといったことは確認しておきたいところです。

どんな人が生活しているエリアなのかというのは、街を歩いてすれ違う人をなんとなく掴めますよね。

大家さんやフラットメイトとの相性。生活スタイルを確認

私は、大家さんやフラットメイトがどんな人なのか?というのはお部屋選びにおいてかなり重要項目としておいています。

数ヶ月間の契約を結び、簡単に引っ越しができないからこそ、どんな人がそのフラットで生活しているのかというのはしっかりと事前に把握しておきたい。

その人がフラットメイトとどういう関係を持ちたいかにもよりますが、生活スタイルが似ている人や趣味の合いそうな人などを選ぶのはその後の交友関係に良い影響を与えそうですよね。

反対に、家ではゆっくりと一人の時間を尊重したいという人は、ルームメイトがどんな仕事をしているか、も考えたいところ。自分が朝早くいけないという生活スタイルであるのに対して、夜遅くに仕事から帰ってくるルームメイトがいたら、うるさくて寝れない…なんてこともあり得ます。

ロンドン部屋探し 内見で気をつけたいこと

家賃はBill(光熱費、ネット、税金)など含まれている?

実際に契約を結ぶ前に、光熱費、ネット料金、税金が家賃に含まれているかどうかしっかり確認しましょう。これらは、Bill(ビル)と呼ばれ家賃に含まれている場合もあれば、別で支払いをする必要があります。

後からトラブルになるのを避けるためにも、自分のお財布のためにも、家賃には何が含まれているのかどうかはViewingにいった時に再度確認しましょう。

 

掃除や洗濯は当番制?

私は、シェアハウスを探す際『掃除』と『洗濯』が当番制であるかどうかはしっかりと確認します。シャアハウスのトラブルの原因になる一つが『掃除』であることを痛いほどわかっているからです(笑)

シェアハウスの中で、なかなか掃除をしてくれない人は必ずいます。

Viewingにいった時に、大体の清潔感を把握しておいて、どのペースで掃除されているのかというのを確認することを鉄則としましょう。

 

Deposit(デポジット)を払ったらレシートをもらう

英語ネイティブじゃないとわかると、ナメられてわざと返してくれなかったり、とにかくトラブルの元になるのがこの『Deposit(デポジット)』。大抵家賃1ヶ月分くらいを事前にデポジットとして支払います。

自分がその家から引っ越すとなった際に、破損等の問題がなければ通常全額返してもらえるものですが、悪い大家さんだと返してくれないこともあるそうです。

そんな状況を避けるために、支払ったデポジットのレシートをもらい、しっかりと保管しておきましょう。

 

数件まわり、最終決定は数日〜1週間後に報告

お部屋を見にいって、確実にそこに住むことを決定させたい場合は、その場でデポジットを支払って引っ越し準備でいいと思いますが、私は最終決定を下す前にもう数件回ってみます。

内見に行った際に、「まだ決定できないということ」「何日までに報告する」ということを伝えましょう。

大抵の方は早めに教えてねって感じで了承してくれます。焦って決めるのではなく数件みて、家に帰ってじっくり考えてから、どこに住むか決めましょう。

 

お部屋探しは、決まるまで不安ですし、なかなかいい物件がないと心も折れます。運も重要な要素ですが、根気よくこまめにサイトをチェックして、良さげなところがあったら足を運びましょう。

 

この記事が皆さんのお部屋探しに役立ったら幸いです。それでは!



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ハルノ
ハルノです。 なんだか窮屈になり、外に飛び出しました。 皆を癒すゆるキャラになりたいのですがこの爆発した気持ちを抑えきれません。 ライティングしてます。 ご依頼はお問合せフォームまたはSNSからメッセージください。