こんにちは!ウェブライターのハルノ(@haruno_sudo)です。
「フリーランス実態調査」というものを始めました。
こんな活動とか、これまでブログを通し「やりたいことやろうぜ!」と、かましてきたことで、もしかしたら私が「フリーランス最高だぜ!みんなフリーになろうぜ!」って思っていると勘違いしている人がいるのでは…
と思い今回こんなタイトルになりました。
私はフリーランスという働き方は一つの選択肢であって、やりたいことを自由にやる=フリーランスだとは思っていません。(もしこれまでのブログで勘違いをしている人がいたらごめんなさい)
私は自分のブログで「やりたいことやろう!」とはいうけど「フリーランスを目指そう!」とは絶対に言わない。
私自身は、やりたくなかったこと辞めた結果が今はフリーランサーだけど全員のやりたいことの先がフリーになることとは思わない。
自分に合った働き方を見つけるための一つの選択というだけ https://t.co/FIxZmcDgvG— ハルノ(アイルランドワーホリ申請中) (@haruno_sudo) 2017年10月15日
最近、組織に属さない「フリーランス」という働き方に魅力を感じている人も多いと思います。
そんな中、議論がすすむ「新卒フリーランス」という枠組み。
私自身も、内定を辞退して今は「フリーのライター」を名乗っているのでこの「新卒フリーランス」の一人です。
しかし、この「新卒フリーランス」実際皆さんどう思いますか?
私が今フリーランスを選択している理由
私が内定辞退をしたもともとの理由は、就活の波に押され就職先が決まったものの、それが自分がやりたいことではなかったんじゃないか、世間に流されていただけでないか、という気持ちがあったからです。
またそれに加えて、海外移住という夢を叶えたい、まだ若いうちにいろんな国を見てみたいという思いがあってワーホリという手段を使用することに決めました。
そういった理由から今のフリーランスの活動に至るまでには、
単純に
「日本社会に所属して縛られるのが嫌だ!」
→「フリーランスとして生きてく!!」
という流れでなく、いくつかのステップがあることを説明させてください。
海外に出たい、移住したいという気持ちは、日本社会に対する疑問が抑えきれなかったこと、我慢できなかったことが一つの理由であることは事実です。しかしこれは「フリーランス」という働き方に直結した理由ではありません。
私は、自分らしい働き方をすることができるのならフリーランスじゃなくても全然いいです。私が今、フリーでウェブライターをしている理由は3つです。
1. 将来的にお金を稼ぐ方法を一つに絞らず、収入源の窓口を増やせるようにする
2. 海外に居ながら得ることができる収入源を確保する
3. 海外を飛びながら身につけることができる技術の一つとしてライティング
20代のうちにワーホリをしていろんな国を見ることができると同時に、自分に合っているなおかつスキルを蓄積することができるライターをやっています。
ライター業は楽しいし天職かなと思う時もあるけど、これだけでやっていけるかと聞かれると現段階では難しいです。なぜならスキルやコネクション、それが引っ張ってくる信頼がまだまだ足りないから。
そのためにはスキルを磨くしかないので今は全力でライティングやブログをやっています。
ライティングを本職としての海外移住も一つの選択肢として捉えてはいますが、それだけじゃなく現地で就職するチャンスがないかというのもワーホリ中は目を凝らしてみるようにしています。
なぜなら、理由1の「収入源を一つに頼るということを打破するためのライティング」ということもライティングをやる理由のひとつだから。
ライティング一本でも活動している人はいます。そういう人もいるから無理というわけではないのですが、私はライティングが主軸になったらまたもう一つの収入源を見つけるようにスキルを得る努力をすると思います。
複業が当たり前になっているこの時代で一つの収入源しかないということは危険だと思うから。
つまり何が言いたいかというと、ワーホリをしながら(海外を飛びながら)できる仕事がフリーのライターだったので今「フリーランスのウェブライター」をしています。
しかし自分の住みたい国にスキルを磨きながら働ける場所があるなら、「フリーランス」という形態はとっておらず、会社員として働いているはずなのです。
スキルがあるからこそ働ける
新卒採用という採用方式にはいくつも問題があると私は思っています。
大学を卒業してすぐに就職することが正義みたいな慣習もなんか変だし、スキルが全くない状態で雇っても会社で何ができるのかと思ってしまいます。
新卒で採用されてビジネスとしてちゃんと持っていくためには、大学在学中にしっかりとスキルを身につける必要がありますよね。
海外で就職する際はスキルや、在学中に何をやるかが重視されているため、学生は知識を付けるために必死に勉強するし、社会経験を積むためにバイトではなく企業でインターンシップを行います。
これが即戦力が重視される社会ですよね。
このように、就職するときに自分が企業に貢献できるように大学の4年間は、本当はスキルを身につけていく期間なんです。社会に出たら遊べなくなるから今遊んでおこうの期間じゃなくて。
スキルを身につけるための大学4年間を棒に振っちゃう人っていっぱいいるじゃないですか。その人たちが、新卒で就職しなかったけどスキルは持ってる人達より就職が有利になるのはやっぱりなんかおかしいです。
新卒採用のメリットは企業側にはほとんどありません。何も知らない人に手取り足取り教えてさらにお金まで払っているんですから。
スキルのない新卒が仕事ができないのと同様に、フリーランスもスキルが無かったら仕事するのは難しいですよ。収入を確保しながらスキルを身につけなくてはいけないんだから。
「フリーランス」で生きている人達は、すでにスキルがあって組織に属さなくても仕事を確保することができるので「フリーランス」をすることが出来ているのです。
だから今フリーで活躍している全フリーランサーを尊敬している。
皆努力して、スキル身につけて、信頼を勝ち取って、上がっていった人だから。生半可な気持ちじゃお金なんて稼げない。
— ハルノ(アイルランドワーホリ申請中) (@haruno_sudo) 2017年10月15日
だから、スキルが無い状態でフリーランスを始める人は稼ぐことは難しいということを覚えておいた方がいいです。仕事の目的がたくさん稼ぐことだったらフリーで働くにはそれなりの実績とスキルが必要です。
もし「楽して仕事がしたい」「自由に仕事がしたい」と思って、スキルが無い状態でフリーランサーになりたいと思う人は、フリーランサーという人たちを舐めてると思います。
仕事を自分で見つけてこれますか?
報酬に見合った仕事をすることできますか?
他の人からの信頼は既にありますか?
そもそも時間管理とか自分をコントロールする力あります??????
中身を知った上で選択肢のひとつと捉えて欲しい
フリーランスの手厳しさやこの世界のことをだからこそ、若い人に知って欲しいです。そのために始めたのが「フリーランス実態調査」
こんな働き方もあるんだ!ということを知ると同時に、フリーランスの厳しさや新卒採用という恵まれている環境を再認識するきっかけにしてほしいです。(恵まれているというか、おかしな環境だけど)
そのうえで「フリーランス」という働き方を自分の選択肢のひとつとして捉えておいて欲しい。
私は「フリーランサー実態調査」を通して決して全員にフリーランスを勧めているわけではありません。働き方の選択肢の一つとして提唱したい。
だからフリーランサーが成功に至るまでの汗がにじむ努力をしている裏側を見せたいのです。
これね!!!これを実感しているからこそ、私は「フリーランサー実態調査」をしてフリーランサーがどんなことをしているのか世間に公表したい!なぜなら、甘えで社会から逸脱しようとしたり、私みたいに我慢が爆発してしまいそうな人も居るはずだから!!でもフリーランスってそんな甘い世界じゃない https://t.co/lkDXAl0HIG
— ハルノ(アイルランドワーホリ申請中) (@haruno_sudo) 2017年10月15日
私は、その人がやりたいことだったら、夢を追っかけるバンドマンやお笑い芸人でも、服が大好きなショップ店員でもなんでもいいと思います。やりたいことを自由にやるがフリーランスに直結するわけじゃないです。
やりたいことの先が会社員だったら会社員しましょう。
自分のやりたいことを選択して一生懸命生きることができる。それが本当の自由な気がします。
「選択の自由」です。
私は日本の「こうじゃなきゃダメ」を人に押し付ける風潮が一番嫌いです。そのため選択肢を幅広く持てる人が増えるためにも、ニュートラルな立場で「フリーランス」を紹介したい。そう思っています。
繰り返しになりますが、いまフリーランスに変わろうか考えている人にも、フリーランスを全く知らない人にも選択肢の一つとして「フリーランス」があることを覚えておいて欲しい。
そういった思いで調査をしたいと思っています!!