こんにちは、海外在住ライターのハルノ(@haruno_sudo)です。
先ほど、iPhoneをスられました。初めて盗難にあったのでショックが大きいです。私の周りは良い人ばかりだからたまに忘れてしまうのですが、世の中には悪い人も居るんですよね。皆さんも人混みに行くときは気をつけてください。😢
— ハルノ@ロンドン🇬🇧 (@haruno_sudo) February 3, 2019
はい、やらかしました。
つい先日、まだ使い始めて1年ほどしか経ってないiPhoneをロンドンの街中でスられました。海外に出て3年ほど経ちますが、盗難にあったのは今回がはじめてでショックがデカかったです。
普段、慣れない国に行くときは私もスリや盗難にかなり気を配るのですが、今回はロンドンに住み始めておよそ1ヶ月。だんだんと慣れたところでした。
1ヶ月もこの地で生活をすると、助けてくれる優しい人とか、盗難対策をしているようには思えない街中の人を見てきたために、油断してしまいます。
ということで今回は、海外旅行中やワーホリ中に気をつけてほしいスリや盗難について、
- iPhone盗難にあった状況
- イギリス/ロンドンでスリにあったときどうするか?
についてまとめたいと思います。
Contents
海外のスリ・盗難。iPhoneが盗られた状況と手口は?
私はタピオカドリンクのショップで一人で自分のドリンクを待っていました。隣の人と肩と肩が触れ合うくらい店内はすごく混んでいたんです。
iPhoneはコートのポケットの中に入っていましたが、財布など他の貴重品はショルダーバックに入れていて上からコートを羽織っていたので無事でした。
待っている間に、コートのポケットに何かが当たったような感覚があって少し振り返りましたが、カバンか何かが当たったのかと思い深く気には止めませんでした。後ろにいたのは10代くらいの女の子二人組。今思うとその時に盗られたんだと思います。
ロンドンでiPhoneのスリにあったら最初にすること。
ロンドンでiPhoneのスリにあったときに私が行った対応を紹介します。
- 自分の番号に電話し、周りを確認
- 「iPhoneを探す」で位置情報を確認
- 「iPhoneを探す」で「紛失モード」にする
- 店内で見つかったときように連絡先を渡す
- 警察に連絡。Crime Reportをする
- パスワードなどを変更する
順に解説していきます!
自分の番号に電話
iPhoneがないことに気づいたあと、スリにあったのか?落としたのか?どこかにしまったのを忘れたのか?を確認するべく、取り敢えず電話をかけました。
iPhoneがスられたときは一人でいましたが、その前は私は友人と一緒に行動していたので、友人と合流して電話をしてもらいました。
電話がかかる様子があったので、まだ電源は入っている→「iPhoneを探す」が使えるかも?という予想で次のステップです。
「iPhoneを探す」で位置情報を確認
ラッキーだったのは、友人が持っていたのもiPhoneだったこと。
そのため、友人のiPhoneから「iPhoneを探す」というアプリを利用して自分のiPhoneの位置情報を探してみました。
アップデートされていたのは、4時間前の位置情報。私のiPhoneがインターネットに繋がっていなかったこともあり、そこからアップデートはされておらず盗難発覚時のiPhoneの位置情報は見つかりませんでした。
でも、iPhoneの位置を見つけてスリにあった犯人見つけたところでどうしたら良いんですかね?追いかけて逆上されても怖いです。
「iPhoneを探す」で「紛失モード」にする
「iPhoneを探す」というアプリの機能で「紛失モード」があります。「紛失モード」にすることによって、iPhoneを使用しようとしたときにパスコードを設定していなかった人はパスコードを設定することができます。
また、音を出すという機能もアプリ内にあるので使ってみましょう。もし、iPhoneが盗まれたのではなく落としたのであれば、音がすることで発見できるかもしれません。
また、この「iPhoneを探す」の機能でリモートでiPhoneの中身を消去することができます。しかし、消去してしまうと「iPhoneを探す」でも追跡ができなくなってしまうのでタイミングには注意しましょう。
「iPhoneを探す」の機能については公式のこちらのページもどうぞ
店内で見つかったときように連絡先を渡す
盗まれた場所が確実にわかるのであれば、その場所まで戻ります。私の場合は店内だったので、お店の人にiPhoneを無くした、といい友人の電話番号、盗まれたiPhoneの機種、色、私の名前を書いた紙を渡しました。
このとき、無くしたではなくてちゃんと盗まれたといい、CCTV(監視カメラ)があるかどうか聞いておくべきでした。
後からgoogle検索したところ、ロンドンのカフェでカバンのスリにあい、CCTVをお店の人と一緒に確認したという人もいたようなので、お店によっては協力してくれるかもしれません。(もっとも、私がいたお店は非協力的で、英語が話せるスタッフも限られていた)
警察に連絡。Crime Reportをする
警察に届け出を出します。私と友人はとりあえず交番をGoogleマップで探し15分ほど歩いて行ったのですが、営業時間外どころか閉鎖されていました。
閉鎖されていたのですが、近くに警官がいたのでどうしたら良いか尋ねたところ、交番のあった場所に設置されている緊急用の黄色い電話を使用してCrime Report(届け出)を出したら?とのことを言われたので、そうすることにしました。
この黄色い電話からじゃなくてもCrime Report はできるので、使える電話がそばにある場合は、交番を探さず直ぐに電話してもよし!
ただ、届け出を出してもiPhoneが戻ってくる可能性はかなり低いと付け加えられました。正直盗られたと気づいた瞬間から、本体が戻ってくるのは諦めていたので「そうですよね」って感じでしたが、とりあえずReportすることに。
パスワードなどを変更する
iPhoneが盗まれる大抵の場合は、データを目的とした盗難ではなく、本体を売り飛ばして現金を稼ぐ手口が多いらしく、データを抜き取られる可能性は低いらしいのですが、AppleIDをはじめとして、SNSなどパスワードを変更しました。
スリにあったら警察に届け出(Crime Report)を。やり方を解説
イギリスでのCrime Report(警察への届け出)を出す方法を解説します。Crime Reportを出しておくことで、似たような被害にあった人の情報から犯人が逮捕に至ったり、スマホが何らかの方法で見つかったときに連絡を受け取りやすくなります。
スリなどの軽犯罪への電話番号は101です。緊急の通報の場合は999ですので、合わせて覚えておきましょう。
Crime Reportは2段階に別れていて、二人の警官とお話をします。また、このCrime Reportの中でCrime Reference Numberという番号をもらいます。この番号が自分のケースを特定するものとなり、のちに警察にこちらから連絡したいと思ったときなどに必要となるので、しっかりと控えておきましょう。
Crime Reportで私が聞かれた質問をまとめました。
- 何が起こったか
- 名前
- 住所
- どこのStationから電話をかけているか
- 連絡の取れる番号
- どこで?>地域>お店
- 何時におきた?
- 現場にCCTVはあるか?
emailは後日、CCTVを確認した警察から連絡がくるので、間違いのないように!
ここまで、聞かれて次の人に回線を繋ぐので少し待って、と言われて電話をそのままにして待ちました。次の人に電話をかわった後に聞かれた質問です。
- ReferenceNumberの確認
- 自分の格好
- 携帯会社
- 携帯の種類
- 自分の電話番号
- どのくらいUKに滞在するか
- どこで盗まれたとかわかる?
- どんな人だったか
- CCTVはあったか
といった具合でした。
CCTVを確認し、1〜2日後に連絡をすると言われ電話を切りました。メールがきたのは結局reportを行った6日後。この件に関して捜査を打ち切るという連絡でした。
連絡がくる前に、iPhoneの位置情報が移動したのが確認されたので、追加でreportをしましたが、(ネットからできます)それも意味がなかったようです。
ロンドン滞在時はスリ対策をお忘れなく!
スリにあってからでは遅いので、スリの対策はしっかりとしておきましょう。海外旅行の場合は、海外保険にもちゃんと入りましょうね。プランによっては、盗難などにあったときにもカバーしてくれるはずです。
また、盗られたのがiPhoneでApple Careの盗難対策用のプランに加入している人はそれを使用することもできるので、プランを確認しましょう。
旅行でイギリスにいらっしゃる場合で、ガイドブックを購入する場合はベタですが「地球の歩き方」をお勧めします。
おしゃれなガイドブックに浮気してしまいがちなのですが、「地球の歩き方」には、観光地の説明だけでなく、現地のスリや盗難の犯罪情報、またチップなど文化の違いにおいて知っておいた方がいいことなどがまとめてあり便利です。(御察しの通り、私は地球の歩き方を読んでませんでした。)
皆さんも、犯罪に巻き込まれることないように対策を施し、イギリス旅行を楽しんでくださいね!もし犯罪にあってしまったら取り敢えず落ち着き、警察に連絡しましょう。
この記事が皆さんの役に立つことを願います。