生き方調査隊活動記録

暇人が起こす革命とは何か。【プロ無職るってぃ一日密着取材】

こんにちは!
会いに行けるアイドルならぬ、会いに行っちゃうウェブライターのハルノ(@haruno_sudo)です!(肩書き長い)

 

ちょっと変わった働き方をしている人から、生き方を学ぶための記事をまとめた、新しいカテゴリーを作っちゃいました。

その名も、生き方調査隊活動記録!(長い&活字)

いろんな生き方を調査して、レポートとして発表していきます。
今の生き方や働き方に不安に思っている人に届け~~!

 

ということで、今回は当ブログでも何度か取り上げました、プロ無職のるってぃさん(@rutty07z)です。

 

るってぃさんがどんな方か知らない方はこちらから▷るってぃさんプロフィール

この企画内容をご存知でない方はこちらを読んでみてください。

合わせて読みたい

 

この企画において私をpolcaでご支援していただいた方、本当にありがとうございました!

 

るってぃさんの仕事内容と言えば、、、

・サロン運営
・ブログ2本
・ウェブメディア編集長
・ゲストハウス運営
・Airbnb運営
・講演会

 

ご覧の通り、とにかくやっている範囲が広い。
現在はスマホ1台で旅をする、「スマホ1台旅」という企画で、ITの力を借りて旅を身近にするプロジェクトを実施中。

上海で借りぐらししています。

 

プロ無職という肩書きでフリーランサーとしてバリバリ働く、るってぃさん。
そんなるってぃさんは、暇人こそが世界に革命を起こせることを主張しています。
そこで起きた疑問は、

 

ハルノ:え?るってぃさんってヒマなの?(そんな訳ないやろ。こんな仕事しといて)

 

ということで、今回は一日密着取材をさせてもらい、

・暇人がイノベーションを起こす
・るってぃさんの働き方

を調査してきました!

 

最後に映像あります!

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効率重視。自分のペースで仕事をする為に~暇を作り出す~

 

るってぃさんも、もちろん人間ですので1日は24時間です。
人の倍くらい活動できるのにはるってぃさんが、効率を上げる術を知っているから。

 

ハルノ:るってぃさんの一日も平等に24時間なんですね。

るってぃ:オレのことなんだと思ってたの?!

効率を上げるツールは重宝。無駄を省くミニマリズムの考え

るってぃさんは、効率を上げるツールを多用したり、要所要所で休みを入れてリフレッシュすることで活動全体の効率を上げています。

 

これはタイピング速度を上げるためにmacの角度をあげるツール。

 

これこれ↓

普通のpcスタンドじゃなくて持ち運びできることがポイントですね。

 

ごちゃごちゃしたコードもすっきりまとめるために、カギに取り付けることができるUSBケーブル。これでiPhoneをmacとつなぐ。

 

 

Nomadって名前に惹かれますね。

るってぃさんは無駄な物はとことん省く。
必要最低限のものだけをキープ。(家も2畳半)

 

無駄がないミニマリズムの考えを基本として、余計なことに時間や労力を割くことなく「やりたいこと」に集中しているのです。

 

休むことは忘れない。休みの合間に仕事ができるような体制づくりで暇を活用

るってぃさんは、インターネット上だけ見ていると、爆速で仕事していていつもセカセカしているイメージでした。そのうえ休んでいる暇なく働いている。そのため、取材前の私は、

 

ハルノ:歩くのですら(速すぎて)付いて行けなかったらどうしよう…。

 

と不安MAX。

実際のところはどうだったのかと言うと…

▼当日のるってぃさんのスケジュール

・午前
pc作業
散歩

・午後
スマホ1台旅インタビュー
整体
ヤるサロン会議

こんな感じ。
るってぃさん曰く、この日はあまり忙しくなかったそう。

 

私が密着取材したこの日のように、るってぃさんもちゃんと休憩したり寝たりしているみたいで何だか安心しました。(何故か親のような気持ち)

休みながらも、時間が空いたらどこかに入ってpc作業。

 

 

こんな感じでるってぃさんは、フリーランスという働き方を存分に活用(満喫)しています。仕事の間にプライベートの用事を挟んだり、夜にサロンメンバーと会議をしたり、寝る前に1本ブログを書いておいたり…

(体づくりで朝はランニングしてるらしい)

 

また、暇を見つけては(作りだしては)、スマホをにらみ情報のインプットの時間に充てていました。

 

決まった時間や場所に縛られることなく、自分で決めた時間のなかで稼働することができるのがフリーランスという働き方の良いところのひとつ。

 

るってぃさんは、仕事場を一つに絞っていません。
カフェに行き作業はするけど、

 

・通っているコワーキングスペースはない
・シェアオフィスを借りない
・pcとポケットワイファイを常に持ち歩く

 

このように、とにかく移動できない原因を作っていません。

 

例えば公園でも、芝生の上でブログ書いたりするみたいです。
すぐに思い付いたアイディアを文字に落とし込む作業がどこでもできる環境づくりも、暇な時間を活用するポイントですね。

 

ハルノ:お気に入りのコワーキングスペースで仲間とわちゃわちゃとか見てみたかったのに、そんなものは無かった)

 

るってぃさんは、仕事と遊びの境目がないです。一日中遊びのことを考えてはそれがどう収益につながるか、を考えてる。その境目が無いからこそ場所や時間に縛られることなく毎日を過ごしているのかも知れません。

 

(ちなみにお気に入りのカフェはルノアールらしいよ)

 

(でも一日のpc作業がこの時間量ってことは、家でもいっぱい仕事してるんやろうな)

休日の概念がないのは、あそびを仕事にしているから~暇だからこそ遊びがナリワイとなる~

 

フリーランスでありがちなのが、「ひとりブラック企業状態」

時間に融通がきくフリーランスゆえの、働きすぎ症候群。るってぃさんも実はブラック企業状態で休みなしで働いてるんじゃないのか?

 

(だって10円ハゲができるんだよ?参考→ ハゲは最強の余白であり強み!「ハゲ最強論」について熱く語りたいと思う【PR】

 

ハルノ:るってぃさんって休みとかあるんですか?

るってぃないよ。休みのときでもブログ書いてるかな。

 

(ハルノ:やっぱり休んでなかった…)

 

事実▼るってぃさんはやっぱり休日としてスケジュールは組んでいない。

でもそれはネガティブに休む暇がないというわけではなく、ポジティブに休んでいない模様。

というか【仕事と休みを分けて考える】という概念がないんです。

 

全ての出来事が仕事となり、あそびやハゲをもが仕事となる。

だから、休日として取っていたとしても結局ネタになり仕事となり…。

 

るってぃさんの現在の仕事となっていることは、るってぃさんが人生を通してやっていきたいこと。全力であそぶということを人生を通してやりたい、るってぃさんは仕事という概念が一般的な会社員と違うみたいです。

 

嫌々仕事をしているのではなくて、自分のやりたい遊びをしてそれに共感してくれる人がお金を落として行ってくれているって感じ。そのため、休みという概念はなく、常にやりたいことを追い求めていったらこうなったんですね。

 

(でも禿げたんだからそこんとこ気になる。)

 

仮装と営業スキルとアパレル~革新的なアイディアは模倣と暇から生まれる~

「スマホ1台旅」など、独創的なアイディアを思い付くことができる、るってぃさん。
でもそのアイディアは簡単に思い付くものではありません。

 

ハルノ:人と違うアイディアが生まれる人って才能っしょ(悲観的)

 

一見革新的なアイディアがぽんぽん思い付くのは才能に見えませんか?
しかし、実はそれらすべては戦略と模倣から成り立っているのです。

 

るってぃさんってすごく謙虚で、自分のことを天才とか有名な人とか思っていません。
「よく考えてるね」ってよく人から言われるらしいですが、それは当たり前のことだと言います。

 

そのため、自己流とかよりもまず先に行うことは「パクること」

 

人が行っている、いいところをいろんな人から集めてそれを自己流にしていく。いろんな人の良いと思ったところをどんどんパクっていきそれを自分の肥やしとしていく。

 

素晴らしいと思った対象とそのまま同じことをしたらそれはパクリです。
でも最初からオリジナリティを出すなんて不可能。

 

るってぃさんは、この【模倣】をフリーランスとしての活動でうまく組み込んでいるのです。

 

例えば、ハロウィンの仮装。

「ボードに仮装して自らをインスタ映えさせる」というアイディアは、昔のテレビ番組から拝借したそう。

 

 

例えば、営業の仕方。

るってぃさんは、いまの企画となるスマホ1台旅をサポートしてくれる企業を営業をかけて集めていました。

ハルノ:営業の方法って会社員時代に覚えたんですか?

るってぃ:いや、自分にかけられた営業メールのやりかたの良かったところをパクってる。

 

るってぃ流の営業は、メールが主な方法だそうです。その営業スキルを培ったのは自分にかけられた営業のいいところのパクり。

 

 

例えば、街歩きの際フラッと入るアパレルショップ。

以前アパレル系の営業職で働いていた、るってぃさん。(10ヶ月だけサラリーマンをしていた)よく作業合間のお散歩では、アパレルのショップを回ったりするそうですよ。

 

そこでプロジェクトのロゴのアイディアを拝借したり、次のアイディアを拝借したり…。外部からの刺激や情報をもとに新たなアイディアや発想を生み出していきます。

 

自身のことを【情報のキュレーター】と称する、るってぃさんはインプットした情報をひたすらアウトプット。人から受けるインタビューを通してだったりブログを通したりだったり、その過程の中でも新しいアイディアを生んでいきます。

 

 

ちなみに、こんなに情報の宝庫である、るってぃさんでもアイディアに詰まることもあるらしく、そんな時は…

 

企画に仕掛けられた伏線~暇人が調べる情報量は最強~

 

日々インプットにも精力を注ぐ、るってぃさんの脳内はきっと大量の情報で溢れています。旅やITだけでなく、スターウォーズのことや音楽界のこと。情報の幅広さはるってぃさんの行動範囲を物語っています。

 

幅広い情報を吸収しておくことは、単純に物知りになるだけではありません。

 

例えばるってぃさんが今回企画している、【スマホ1台旅】。

これはただの「スマホ1台で旅したんねん!」というお遊び企画ではなく、社会に一石を投じる仕掛けがいくつか隠されています。

 

・ミニマリズムの普及
・テクノロジー・ITの導入が遅い日本に対しての疑問
・旅をしない日本人に旅を身近に感じてもらいたい

などなど。

きっかけを「スマホ1台で旅をする」というふざけた感じにすることで、堅苦しい雰囲気をなくし、テーマの背後に隠した、るってぃさんが本当に解決したい問題を多くの人に広げることができるのです。

 

 

このような一つの企画に、いくつかの意味を含めることができるのも、るってぃさん自身が情報のキュレーターであるから。
情報が多いからこそ、旅をITをむすびつけたり、企画に説得力を持たせることができます。

 

フリーランスであることの価値とは

ハルノ:るってぃさんってこれまで引き抜きとかなかったんですか?

るってぃ:あったよ。断ったけどね。

 

企業からオファーが来ても、それを断ったるってぃさん。現状に満足することなく、常に高みを目指すことができるのは、今のスタイルありきであるとわかっているから。

 

自分で自分の時間ややり方をコントロールすることができる「フリーランス」という働き方だからこそ、暇人となることができ、その暇から新たなアイディアやプロジェクトを生みだすことができるのです。

 

暇人がイノベーションを起こすとはきっとこういうこと。
ITや新しい技術、働き方を存分に活用することによって、自分の時間を作り出し、創作に充てる。

 

暇人こそが時間を有効活用することができ、世の中に革命を起こすことができるのです。

 

現在、絶賛「スマホ1台旅」中のるってぃさんの動向をわたしもネット越しに追っていきたいと思います!皆さんもITとるってぃさんが旅に革命を起こしていく姿を見届けてみませんか?

 

るってぃさんTwitter▷https://twitter.com/rutty07z
TABITECH▷https://tabitech.net/

 

 

今回の密着取材で撮影した映像を編集しました!

るってぃさんの一日の流れや、今回の記事で書ききれなかったことが載っています!是非ご覧ください!

 

また、今回の取材で感じたことを書いた記事を明日もう一本発表します!

テーマは「シェアリングエコノミーと仲間づくり」

お楽しみに!

 

フリーランサー実態調査vol.1プロ無職るってぃ from Haruno Sudo on Vimeo.

 

 

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ABOUT ME
ハルノ
ハルノです。 なんだか窮屈になり、外に飛び出しました。 皆を癒すゆるキャラになりたいのですがこの爆発した気持ちを抑えきれません。 ライティングしてます。 ご依頼はお問合せフォームまたはSNSからメッセージください。