イギリス

外資系企業とした面接の質問内容と渡英1週間で採用に至るまで

interview image

こんにちは、海外在住ライターのハルノ(@haruno_sudo)です。


先日ロンドンに移ってきて初めての面接を受けてきました。面接で聞かれた質問ってどんなものがあったのか?と気になる方もいらっしゃると思いますのでこちらに記録しておくことにします。

 

加えて、採用プロセスとこのプロセスを通しリクルーターがどんなところを見ていたのか?というところを私なりの解説でまとめました。

 

まずは、私が受けた会社はどんなところかというのをざっくりとご紹介!

どんな企業と面接した?

私が先日面接を受けたのは外資系OTA(オンライントラベルエージェンシー)のカスタマーサービス部門です。日本語スピーカー募集の仕事であったため、応募しました。

 

この会社を通し以前にホテル予約などを行ったことがあったため、名前をみて応募した感じです。引っかかったらラッキーだなぁといった具合でした。

 

それでは、採用までのステップをご紹介します。

採用までの(細かい)ステップ

ステップイメージ

まず、ウェブでの応募。媒体はIndeedを使用しましたが、LinkedInや他媒体でも同じ求人が出ていたと思います。(2019年1月9日)

オンライン試験の案内が届く。(同日)

完全に見逃していたため、再度オンライン試験の案内が届く。焦りつつやる(1月11日)。

試験内容は英語と日本語、タイピングテスト、カスタマーサービスのロールプレイ。(「こういうとき、あなたならどうするか?」といったもの)

電話面接の案内が届く(1月14日)。Interview という言葉は使用せず、Phone Conversationと呼んでいた。

電話面接(翌日1月15日)。聞かれた内容は、

  • 持っているvisa
  • 志望理由
  • 仕事形態の説明
  • 始まる時期が2月だが大丈夫か
  • 質問は?

など。この場で次の面接のことについて伝えられる。

オフィスでの面接(1月17日)。面接に加え、

  • 企業説明
  • 英語と日本語の試験
  • ロールプレイ(面接官からの模擬電話に対応)

を行う。

電話での結果通知(翌日1月18日)以下では、オフィスの面接で聞かれた内容について紹介します。

面接での質問内容

あなた自身のこと・志望理由について

Q. What is your background? (あなたのことについて教えてください。)

Q. How do you spend your free time? (余暇はどう過ごしていますか?)

Q. Where do you live currently?(どこに住んでいますか?)

Q. Why do you choose this company?(志望理由を教えてください。)

 

〇〇だったら?

Q. If I take you and your friend to a pub, how do you think your friend will tell me who you are like? 

(私があなたとあなたの友人をパブに連れて行ったら、彼または彼女はあなたのどんなことを教えてくれますか?)

 

前職について

Q. Why did you quit your last job?(前職を辞めた理由はなんですか?)

Q. How did you feel when you had to leave the company?
(辞めたとき、どう感じましたか?)

 

仕事の仕方・キャリアについて

Q. How was the role play? How do you think you could make it better?
(先ほど行ったロールプレイはいかがでしたか?どのようにすればより良かったと思いますか?)

Q. Where do you see yourself in one or two year? What do you want to be like? (1年後、または2年後のあなたはどうなっていたいですか?)

What was the last question you could not answer?
(最後に聞かれたことに回答できなかったのはいつですか?そのあとどうしましたか?)

Q. Do you prefer to work by yourself or work in a team?
(個人で働きたいですか?それともチームで?)

Q. What do you expect for a team? What do you think you need to make a team better?
(チームに期待することはなんですか?チームに必要なものってなんだと思いますか?)

Q. If your boss come to you and say that your productivity is low, what will you do? 
(あなたの上司があなたの生産性が低いと指摘してきたら、その後どのように対応しますか?)

面接質問、私なり解釈と解説。私はどう答えたのか

2回の面接を通して聞かれたことや、簡単な試験、採用プロセス全体の流れをみて、私なりにどんな人が求められていたか解説します。

第一に英語

2回に及ぶ簡単な語学の試験は、英語と日本語の基礎をみる問題でした。それに加えて、面接の中でも英語はしっかりと見られていたと思います。

 

応募した仕事が電話でのカスタマーサービスなので、リスニングとスピーキングを中心として英語で問題なく仕事ができるのかというのは重要なポイントでした。

 

また、募集は日本語話者でしたが世界中のカスタマー対応とのことで、色んな国の方の色んな種類の英語を聞くことが予想されます。

そのため、

  • 聞き取りやすい英語を話しているのか?
  • 「アクセントが強い・喋るのが早い」といったカスタマーを対応できるのか?

というところも見られていたと思います。ちなみに私はリスニングがめっちゃ苦手なので、仕事が始まったときにこれが不安です・・・

スピーキングはイギリス英語で話すことを意識しました。

 

対応力やトラブル解決能力

ロールプレイや、質問内容からも「トラブルに対してどのように対応するのか」という点が見られていたと思います。

 

これはどの企業での面接でも共通すると思うのですが、「自分の弱点とどう向き合っているか」「問題が起きたときにどう対処するのか」ということは重要視している場合が多いです。

 

何故なら人は必ず失敗するし、完璧に仕事をこなすというのは無理なので、失敗などが起きたときの対応の仕方が後々の仕事に影響するからです。

 

チームワークについて

チームとして働くことができるのか、というのは重要なポイントとして見られていたと思います。特に、色んな国の人が集まるインターナショナルな仕事環境であるため、チームとしての調和性などは仕事をする上で重要なのでしょう。どの仕事にも通じると思いますが。


モチベーション

一番大事だなと感じたのは自分のモチベーションを見せることだと思います。「企業研究・業界研究をしているか」「この仕事を通して何を成し遂げたいのか」ということはちゃんと見られていたと思います。

 

現にリクルーターからのメールには、「これをみて勉強しておいてください」といったウェブサイトのリンクが何個か添えられていました。

 

正直、条件的にはこの仕事よりいいものがたくさんロンドンにはあるはずです。そのため、そういった仕事に対してのモチベーションをみることによって「この人はすぐに辞めてしまわないのか」というところを見ていたのではないでしょうか。

 

企業や業界のことについて特に問われることはありませんでしたが、私はたくさん質問をしました。最初の電話面接、企業説明会、対面での面接を含めて思いついた質問は全部しました。

 

「質問をする」ということは結構大事なことだと思っていて、相手が遠慮しがちな日本人文化を理解していればしているほど、これは重要視されるのではないかな、と思います。

 

質問ができることで、仕事中もわからないことがあったら誰かに聞く、という習慣がついているかどうかを見ているのでしょう。


面接通過をお祈りしております!

LOVE WHERE YOU WORK

以上が私が面接で聞かれたことと、私なりの解釈でした。

 

私が受けた面接は基本的に誰でも通る感じだったので、正直グダグダな私の面接でも通ってしまったので、これからちゃんと働けるのか?また、私が今やるべき仕事なのか?と不安です・・・

 

この記事が皆さんの面接対策に役立つことを祈ります!

では

ABOUT ME
ハルノ
ハルノです。 なんだか窮屈になり、外に飛び出しました。 皆を癒すゆるキャラになりたいのですがこの爆発した気持ちを抑えきれません。 ライティングしてます。 ご依頼はお問合せフォームまたはSNSからメッセージください。